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自治体向けAWSコスト最適化ダッシュボード「OptSight」を公開しました

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自治体向けAWSコスト最適化ダッシュボード「OptSight」を公開しました

このたびnice2have合同会社は、自治体向け AWS コスト最適化ダッシュボード OptSight(オプトサイト)optsight.jp にて公開しました。

「AWSコストを『可視化』から『最適化』へ。」

OptSightは、自治体の情報システム部門・経営/予算管理部門・AWS基盤を委託している統括部門の方々が、AWS管理コンソールを開かずに運用経費を継続的に最適化していくためのSaaSダッシュボードです。

OptSight ダッシュボード全体像


なぜOptSightを作ったのか

nice2haveは公共分野のクラウド移行コンサルティングを通じて、多くの自治体・統括部門・委託事業者の現場に入ってきました。そこで共通して聞こえてきたのが、「可視化だけでは足りない。最適化のための情報がほしい」という声でした。

具体的には、以下のような状況が現場では珍しくありません。

  • コストの内訳は見えても、どこをどう削ればよいのか判断根拠がない
  • 使っていない時間帯にインスタンスが起動したままで、無駄な課金が積み上がる
  • 予算超過や異常検出のたびに、AWS管理コンソールへログインしないと状況が掴めない
  • 複数委託先の請求書フォーマットがバラバラで、横並びで見られない
  • 設定変更の履歴は委託先のメール頼み
  • 長期割引(SP/RI/指定サービス割引)の適正なコミット額が、感覚で決められている

2025年度末のガバメントクラウド移行期限を越えた先、自治体に求められるのは「移行できたか」ではなく「移行後、運用経費を継続的にガバナンスできているか」です。コンサルティングという伴走だけではカバーしきれない領域を、プロダクトとして解き放つために、OptSightの開発を決めました。


OptSightが提供する主要機能

1. コストの内訳を、ひと目で

サービス別・アカウント別の内訳と推移、年度単位の累積を自動で可視化します。AWSコストエクスプローラーを開かずに、自治体の月次・年度予算管理に必要な情報をダッシュボードに集約しました。

コスト可視化ダッシュボード

2. EC2の稼働状況を、自治体側からひと目で

複数アカウントを横断して、インスタンス状態・CPU・メモリ・ディスクを一覧表示。委託事業者を介さずに、自治体側から運用状況を把握できます。

EC2横断稼働状況

3. 稼働スケジュールを設定し、時間外起動を自動で通知

事前に定義した稼働時間外で起動しているインスタンスを、ダッシュボードとアラートで通知。落とし忘れによる無駄課金にすぐ気づけるようにしました。

稼働スケジュール設定UI

時間外起動アラート

4. Compute Optimizer連携で、EC2 / EBS / RDS まで横断的に最適化

AWS Compute Optimizer の推奨を取り込み、EC2 / EBS / RDS の最適化候補と月間削減見込み額を表示します。Compute Optimizer 全適用時の試算では、20〜40%のリサイズ余地が見えるケースが多くあります。

Compute Optimizer 最適化メニュー

EBS 最適化推奨

5. 長期割引シミュレータで、SP / RI コミット額を実構成から自動試算

実際の稼働構成から、Savings Plans / Reserved Instances の適正コミット額を自動試算。**CMIRTD(指定サービス割引)**を含め、ガバメントクラウド前提の実コストに近い試算ができます。

長期割引シミュレータ概要

インスタンス別 SP / RI 選択テーブル

6. 予算・異常検出を、コンソールを開かず一元管理

AWS Budgets と Cost Anomaly Detection を OptSight 内で一元管理。予算超過や異常コスト発生時に、AWS管理コンソールへログインせずダッシュボードから一次対応に進めます。

予算・異常検出ダッシュボード

7. AIが、最適化の打ち手を提案

蓄積された構成・コストデータから、AIが削減見込み額付きで打ち手を提案します。Inform(可視化)→ Optimize(最適化)→ Operate(運用)という FinOps サイクルを、ダッシュボード単体で回せる構成です。

AI最適化提案

8. 監査ログで、変更履歴を「証跡」として残す

設定変更の履歴を差分付きで自動記録。内部統制レビューや委託先からの報告に、そのまま使える形で保管されます。

監査ログ・変更履歴

9. 月次レポートを自動生成、PowerPoint で配布

ダッシュボードの状態から、議会・首長向け資料や委託先報告のドラフトとして使える月次レポートを PowerPoint 形式で自動生成 します。

月次レポート自動生成


最小権限を、最小の作業で。— 5分で開始できる導入フロー

OptSight は 読み取り専用 IAM Role(ExternalId 付き AssumeRole) で接続します。リソースの作成・変更・削除は技術的に不可能な、自治体向けに振り切ったセキュリティ設計です。

STEP 1. アカウント登録

LPからフォームを送信し、テナントを発行します。

STEP 1 アカウント登録

STEP 2. CloudFormation で連携

提供される CloudFormation Quick Create または YAML 手動適用 で、5分以内に連携完了。Stack 配布もウィザード化されています。

STEP 2 CloudFormation 配布

STEP 3. 連携アカウント一覧で運用開始

連携が完了すると、対象アカウントが OptSight 側で一覧表示され、すぐに可視化と最適化が始まります。

STEP 3 連携アカウント一覧


業務効率化を、数字で実現する

指標 OptSight導入効果
EC2リサイズ余地の発見 20〜40%(Compute Optimizer全適用時の試算)
月次レポート作成 自動化(PowerPoint形式で配布可能)
異常検出への一次反応 ダッシュボード起点(AWS管理コンソール不要)
設定変更ログ 差分付きで自動記録(内部統制対応)
接続セットアップ 5分以内(CloudFormation Quick Create)

こんな自治体・部署におすすめ

  • 情報システム部門の運用担当者:AWS基盤の稼働状況・コスト・異常検出を一画面で
  • 経営/予算管理部門:年度予算と月次実績の連動、過年度比較、議会・首長向けレポート
  • AWS基盤を委託している統括部門:複数委託先の請求と稼働を横並びで把握
  • 複数自治体をサポートするシステム事業者・クラウド事業者:テナント単位で顧客自治体ごとに分離した運用

都道府県・政令市・中核市から、AWS活用を開始したばかりの町村まで、規模を問わずご活用いただけます。


セキュリティと接続:自治体運用に振り切った設計

  • IAM Role(ExternalId 付き AssumeRole)、キーレス認証(OIDC)
  • 権限は読み取り専用。リソースの作成・変更・削除は技術的に不可能
  • データ保管は東京リージョン(国内保管)、外部LLM API は学習未使用
  • ガバメントクラウド(GCAS)対応、SCP 環境対応
  • 取得APIは Cost Explorer/EC2/Compute Optimizer/Budgets/CloudWatch

「読み取り専用 + キーレス + 国内保管 + 監査ログ」の4本柱で、自治体内部統制レビューと委託先報告にそのまま使えるセキュリティを担保しています。


ご利用プラン

プラン 月額(税別) 連携AWSアカウント数
スターター ¥30,000 3 まで
スタンダード ¥50,000 5 まで
プロ ¥80,000 10 まで

月次/年間(10% OFF)/3年(15% OFF)/5年(20% OFF)の契約形態をご用意。10アカウントを超える場合も、10アカウントごとに「プロ」を1単位追加する形でスケールします。

初期設定サポート・スポット報告書・半期/四半期支援プランもオプションで提供します。実証実験早期協力で初年度20% OFFを確約しています。


お問い合わせ・お試し

nice2haveは、コンサルティングとプロダクトの両輪で、自治体DXの「見える化・測れる化・続けられる化」を進めていきます。先行して公開した GovLens はIT調達ガバナンスを、OptSightはAWS運用経費の継続的最適化を担います。両者を組み合わせることで、調達から運用までを一気通貫でガバナンスできる体制づくりをご支援します。OptSight に関するご質問・実証実験のご相談など、お気軽にお問い合わせください。

タグ

#OptSight #DX #AWS #FinOps #ガバメントクラウド #SaaS #お知らせ

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